記事一覧
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特集 統合医療の未来
一般社団法人日本統合医療学会副理事長 東北大学名誉教授 仁田新一氏に聞く 近年、国際的な医療の趨勢は、単に病だけではなく、人間の心身全体を診る「原因療法」を中心とした伝統医学や相補・代替医療も必要であるという「統合医療」に急速に移行して... -
接骨院の大幅な増加、1院あたりの療養費の減目立つ
厚労省「平成22年度衛生行政報告例結果の概況」より この「衛生行政報告例」は、全国の保健所に届け出られた開業届などの各種届出書から厚生労働省が隔年で、その数を集計している。国家資格は持っているが現在は就業していない人はカウントされておらず、... -
整体院・接骨院が院内スクールに変身
NPO法人日本手技療法協会・整体師会の試み 整体師になりたい、あるいは整体を学びたいと思った人が、近くに学校などがなくて困った、という人のために中央整体師会が全国の整体院、リラクゼーションサロンなどで整体師養成講座を開校している。受講者側... -
治療院・施術院必見! 警察OBの対策に学ぶ 「モンスターペイシェント、クレーム対応術」
悪態をつく、診療時間を無視した診療を強要する、院長の助言に納得せず執拗な質問を長時間繰り返すなど、ここ1、2年、急速にモンスターペイシェントが増えてきた。医療機関にとってトラブル・悪質クレームに対するリスクマネジメントは、今やCS(顧客... -
施術訴訟で完全勝訴するも無実証明に90万円
数年前の春、ある地方の鍼灸整骨院の院長の元へ家庭裁判所から訴状が届いた。5年ほど前から月1回程度のペースで鍼治療を受けていた高齢の女性からのもので、「鍼治療時に施術者自身の手指や患者の施術局部等の洗浄・消毒を怠ったため細菌感染したので治... -
「請求団体はこうして決めた」
鼎談 保険請求業務や請求団体を語る 柔道整復師のための請求団体は会員が数万人規模から数人規模まで全国に数多く点在している。請求団体はもともと、接骨院を営む同業者の仲間が集まって費用を出し合い、保険請求業務や入金チェックを行う集合体としてス... -
間違いだらけの治療院経営と運営方法
PCC主宰 花谷博幸氏に聞く 通信教育をメインとした治療院・サロンの経営研究会PCC(プロフェッショナル・コーディネーターズ・クラブ:創設9年目)を主宰する花谷博幸氏(本誌連載『勝ち組治療院のツボ』)は、出張&来院コンサルティングサービス... -
TwitterやFaceBookで患者は増やせるのか?【今注目されるソーシャルメディアの可能性】
インターネット技術を用いて発信された映像、音声、文字情報にあるコンテンツ(情報の内容)を多くの人びとや組織に双方向的な会話へと発展させるのがソーシャルメディア。 そ の中には、日本最大の会員数を持つmixi(ミクシィ)、モバイル向けの「GRE... -
求められる医師との連携
鍼灸師や柔整師などと連携を実践する国際和合医療学会 国際和合医療学会は、医師と鍼灸師やあんま・マッサージ師、柔整師などとの連携や無資格とされるカイロプラクターや整体師、リフレクソロジストなどの国民医療にとって有益な治療家を正しい教育の下に... -
手技療法家ための競技会
第8回医療オリンピックと第2回治療家甲子園を開催 昨年の10月と11月に恒例の手技療法家のための競技会が行われた。「第8回医療オリンピックC-1 2010」と「第2回治療家甲子園」。医療オリンピックは治療技術や治療の知識を競い、治療家甲子園は治療... -
柔整療養費申請書様式統一
高額な療養費支給申請書発行ソフトが不要な時代へ 厚生労働省は2010(平成22)年11月29日付の保険局長通知で「柔道整復師の施術に係る療養費について」の一部を改正し、柔道整復師施術療養費支給申請書の様式を全国統一した。今年1月から新様式に切り... -
これからの柔整業界を占う!
民主党・柔道整復師小委員会事務局長 参議院議員 大島九州男氏に聞く これからの柔整業界を予測する度に浮かんでくる枕ことばは閉塞感漂うものばかりで、明るい題材は見あたらない。本当に業界の先行きは暗いのだろうか。平成20年(2008)年に民主党にで...