求められる医師との連携

鍼灸師や柔整師などと連携を実践する国際和合医療学会
国際和合医療学会は、医師と鍼灸師やあんま・マッサージ師、柔整師などとの連携や無資格とされるカイロプラクターや整体師、リフレクソロジストなどの国民医療にとって有益な治療家を正しい教育の下に資格化して全体の底上げを図るべきとの持論を展開し、これらを「和合医療」という概念の中で提唱している。同学会の陰山康成理事(医師、歯科医師)に医療の中で働く治療家の存在意義や将来展望などを聞いた。

西洋医療と東洋医療の融合という意味では、よく「統合医療」と言われるが、「和合医療」とはどう違うのだろか。その概念についてまず、陰山氏に説明してもらう。
「表現の違いだけで、東西医療のよいところどりをした、現代医療一辺倒より質的に充実したシステムの医療という点においては同じです。
患者さんを主体に考えて、現代医療で治らない、治りにくい医療に東洋医療、伝承療法も取り入れてより質の高い医療システムを構築することは医療費の高騰、慢性疾患、精神疾患の治癒率の低さを改善するために必要な働きだと思います」。
国際和合医療学会の構成する会員は医師、歯科医師、薬剤師のような有資格者のほか、整体師、カイロプラクター、ホメオパシーやフラワーエッセンス、マクロ ビューティービオティック、その他独自の運動療法の担い手など多岐にわたる。例年開催するコンベンションではひとつのテーマに対し、さまざまな立場からア プローチが発表される。
現在、国際和合医療学会の会員数は約3000人を擁する。そのうち柔整師がおよそ3割を占める。年3回のコンベンションを開催。陰山氏は「近い将来の東洋 医療国家資格の医師資格への格上げ、および無資格手技療法の新たな公的資格を設け、そして質の高い医療システムを構築することが課題」とした。
会の目的は?患者さんサイドに和合医療の治療方法の啓発?治療家同士の技術交流および技術の向上、改善?治療家、医師、歯科医師、薬剤師などが横つながり の関係を構築すること?治療家の物心共にスタンダードを底上げすること?日本の本物の治療家が“柔道整復師、鍼灸医師、あんまマッサージ医師、和医師”と して(世界中の有資格者として)機能できるようにすること?日本で発祥した和漢や柔道整復、良導絡などを正しく復興すること――など。
同学会では5月7・8日の両日、明治神宮・神宮会館(東京都渋谷区代々木神園町1-1)において『東北地方太平洋沖地震・義援金を募る完全チャリティーイベントを開催する予定。各種講演やトリートメントラリー、チャリティーコンサートなどが行われる。
写真:陰山康成理事

※詳細は、ひーりんぐマガジン31号(春号)をご覧下さい。

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