特集 新・接骨院経営術「外傷治療を土台に据える」

柔道整復師は、「接骨師」または「ほねつぎ」と呼ばれ、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの施術者として、長い歴史を持って今日に至る。近年、柔整師や接骨院に動きがある。柔整師の本来の仕事から自由診療へと100%シフトする接骨院を多数見かける。一方で、柔整師本来の「外傷治療を土台に据える接骨院」を目指す柔整師らがいる。この特集では柔道整復の原点を見つめ、「外傷治療を土台」にする柔整師らを追った。

2018年9月29日に東京都品川区の会議室では、ちあき接骨院(神奈川県大和市)の戸畑智秋院長が主宰する日本スポーツケア協会の第2回セミナー「スポーツアカデミー肩関節攻略編」が行われていた。

戸畑院長は柔整師本来の外傷治療での接骨院経営を旗印に掲げる。外傷治療を治療の土台に据え、自費診療をその上に構築する院経営だ。外傷治療の知識習得のために開催したセミナーは、前回の肘関節に続いて今回で2回目。
このセミナーの主催者戸畑智秋氏に外傷を土台に据える意義などを聞いた。

――先生の考える接骨院経営はどのようなものでしょう。――

「まずは外傷をしっかり診ることで保険収入を土台にします。その上に自由診療という柱を何本か立てて屋根を置くことで経営が安定します。自由診療は何でも良いと思います。国は柔整師療養費の支給額を改定のたびに上げているのですから、ルールに沿った院経営をしていくべきだと考えています。
また、外傷治療ができれば、それ以外の治療は自由診療になるわけですから治療範囲が広がります。しっかりとした説明を患者様にお伝えして法律にのっとった経営をすると良いと考えます」

――外傷を勉強することで医師との連携もとりやすくなるでしょうね。――

「その通りです。けがをしっかり診ることもですが、医師からのご指導、ご鞭撻をいただいたことが分かるように医療用語もしっかり勉強することが大切です。そうすることでより良い関係が築け、患者紹介依頼のやり取りもより円滑になります」。

※記事の詳細は、ひーりんぐマガジン61号(秋号)をご覧ください。

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