安川接骨院グループ 総院長 安川元也
お父様が経営されていた院を引き継がれたとき、どんな事業プランを描きましたか?
当然のことですが、後継者として何らかの方向性を打ち出したい気持ちはありました。地域に根差したグループ院というわりには、それまでの診療方法や経営方針に特色がなかったので「外傷を診られる院」という特色を旗印にしよう、と。ところがこれが大失敗(笑)。経験の浅い自分が簡単に真似できる領域ではなかったのです。2年間、頑張ってみましたがやはり駄目で。そこで「無理するのはもうやめよう!」と一転、開き直りました。外傷患者が来ても自分たちができる範囲でやろう、と。そして試行錯誤するうち、いつしか患者さんが増えてきたのです。
具体的にはどんなことをやったのですか?
まず院としての「基本理念」に戻りました。当院のモットーは、父親の代から「患者さんを家族同様に診察する」こと。これを活かすための施策は何か。そこでできたのが、独自の説明&診断ツールです。 当院では基本的に、外傷患者を「100%骨折がある」前提で診察します。骨折が疑われる4つの痛み「圧痛の部位」「圧痛の強さ」「介達痛」「加重痛」をシンプルに○×で診断。普通は骨折があれば、すべてが○。骨折でなければすべて×となります。もしも1つだけ○がついた場合は、患者に対し「あなたは骨折の可能性が25%だけある。固定だけするから整形外科へ行ってください」と正直に言うのです。 その際に固定の強度は必ず最大限で行います。通常、患者の生活上の不便を避けるため最小限で済ますことが多い固定。しかし万一骨折と診断されなくても患者にとっては、治癒の面ではこれがベスト。要は無理に判断しないこと。
保険と自費比率はいかがですか?
特別に自費対策などをしていますか?
特別に自費対策などをしていますか?
保険と自費の比率は1対2~3くらい。同時に、保険から自然に自費治療へ流れる仕組みを用意しています。特徴は、患者の状態を「現在」「過去」「未来」の時間軸に載せて説明すること。このことにより患者の理解を促進し、保険から自費への移行をスムーズにします。具体的なステップは3段階で次の3段階です。……
安川接骨グループ
立川院(東京都立川市若葉町)
東村山院(東京都東村山市久米川町)
小金井院(東京都小金井市本町)
安川ぽかぽか接骨院(埼玉県飯能市双柳)
安川接骨グループ
立川院(東京都立川市若葉町)
東村山院(東京都東村山市久米川町)
小金井院(東京都小金井市本町)
安川ぽかぽか接骨院(埼玉県飯能市双柳)
院内写真 外観・内観
※記事の詳細は、ひーりんぐマガジン65号(秋号)をご覧ください。