特集 新・接骨院経営術〈外傷治療〉を土台に据えた接骨院 その強さの秘訣に迫る!

神奈川県横浜市のファミリー層が多く住む新興住宅地に店舗を構えて約8年目を迎える『サニー接骨院』。自院の隣にスポーツジムを開設するなど、「外傷治療」という強みを積極的に活かしたユニークな経営スタイルが特色。

「しっかりとした治療実績を積み上げていくのがベストという考え方ですね」
サニー接骨院 院長 岩尾誠二 氏

写真 岩尾院長

学生時代から野球などのスポーツが大好きで、社会人として数年間別の職業を勤めた後にトレーナーを目指して呉竹鍼灸柔整専門学校へ入学したのですが、在学中に外傷治療への興味が深まりまして。卒業後、約4年間整形外科で臨床の修行を積み、さらに接骨院で3年ほど分院長として勤務。当院を開業しました。

横浜市都筑区を開業の地に選んだ決め手は「子どもが多い」地域であったこと。子どもにスポーツ外傷はつきもの。市場性に期待できるかな、と考えました。高齢者比率が高いエリアだと慢性疾患の患者さんメインになりがちなので、それは避けたいかな、と。

当院が何よりも大切にしているのは(子どもたちの)目標や夢を共有すること。怪我を治療するのは当たり前。怪我をする前に競技でのパフォーマンスを高めてあげるための具体的なアドバイスや取り組みも実践しています。治療に来てくれた子どもたち全員に自分の夢をボードに書いてもらい、一緒にゴールにたどり着けるよう全力でサポートする意志を彼らに示すよう、心掛けていますね。

当院の自費と保険治療の比率は現在、7:3から8:2程度(ジムの売上は別)。外傷をメインに据えていながら自費の比率が高い。実際、外傷治療に強いことで経営面に活かせるメリットは計り知れません。

たとえば外傷の知識や経験は、治療後の身体のケアへ活かせる。つまり、急性期の外傷治療だけ保険を使って行って終わり、では駄目ということ。治癒した後は、リハビリやトレーニング指導へ移行し、継続的に怪我をし難い身体づくりをサポートし、自費診療の回数を積み上げていく……。こうした好循環を生むサイクル、治療スキームは経営面でプラスである上、患者さんにとっても良い結果を生み、長期的にお互いが非常に良い関係を構築できます。

隣の部屋が空いたので『トレーニングジム SUNNY』を併設。体力向上をマンツーマンで行うパーソナルトレーニングが中心ですが、もちろんスポーツによる怪我後のリハビリトレーニングにも対応します。現在、男女比は6:4。年令層は30~40代や80歳のシニアもいます。ジムだけ利用する方もいますが、接骨院と併用し治療と筋力アップの相乗効果で満足していただいている方もいます。

筋力トレーニングを通じて身体改造に取り組むなど独自のアプローチが光る。外傷治療を保険で行い、続いてリハビリや競技パフォーマンスを高めるための積極的トレーニング指導で自費の比率を高めている点も見逃せない。

写真 治療院外観 院内 トレーニングジム

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