実践!地域コミュニケーションと治療院

「福生整骨院グループ」の代表である清水滋氏は、東京都福生市を中心に多摩地域で8つの治療院を運営している。駅前の清掃活動への参加など、地域活動に積極的に参加することで地域に根差した治療院づくりを目指す清水氏に、治療院のあり方や人材育成のあり方などを伺った。

――経営面で重視していることはどんなことですか?

清水 私が特に力を入れているのは、スタッフを地域の活動に参加させることです。ここ4年ほどは、グループの治療院がある立川駅前の清掃を行っています。この「駅前清掃」はスケジュールで決まっていて、朝、全員で掃除に行きます。これは地域貢献ということもありますが、実はスタッフ育成という観点でもとても大きなメリットがあります。

――地域の方に顔を覚えてもらえるといったことでしょうか?

清水 それももちろん、スタッフにとって励みになりますが、本質的な目的は清掃を通して治療家としてのアイデンティティーを築いてもらうことにあります。若い皆さんは、「治療が出来るようになりたい」「技術を向上させたい」という気持ちは持っていますが、実は「自分が何を持っているのか?」「自分は何を提供できるのか?」ということが分かっていないことが多いのです。
自分が何者か答えがないままノウハウを教えても、結局は患者さんに見破られてしまいます。まずは自分がこの土地で誰に向かってどういうものを提供できるのか知っていく必要があるのです。こういったことは集合研修で教えられるものではありませんので、本人に実感させるツールとして駅前清掃を行っています。

――清掃活動を通して、スタッフに変化がみられましたか?

清水 「環境整備」という考え方がありますが、これがきちんとできているところは、どんな業種でも業績がいいのです。この考え方が浸透している会社は外部への対応も非常に良いですし、そういったことは集客にもつながります。一種の「気づきのスキル」です。

※記事の詳細は、ひーりんぐマガジン46号(新春号)をご覧ください。

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