新春特集「乗り越えろ!新型コロナ」

新型コロナウイルスの急激な感染拡大で第3の波が発生している。感染を恐れる人々の外出自粛が続き病院、クリニック、治療院の患者減少傾向も続く。 ワクチン接種が始まったとの外国からの報道があるが、日本人へのワクチン接種開始は早くても今年2月下旬以降といわれている。大多数の国民がワクチン接種を受けられるまでには接種開始から半年間以上かかるともいわれている。新型コロナ感染明けを明るく迎えるためにそれまでの間、治療院は何をどうすれば良いのだろうか。 現状分析を踏まえながら、院を維持するための助成金制度を紹介するとともに、コロナ禍でも売り上げを伸ばした治療院を育て上げた院長の考え方を聞き、明るい明日を迎えるための方策を考える。

新型コロナウイルス感染症の経緯

まずは「新型コロナウイルスの経緯」を国内中心に時系列で見てみよう。

厚生労働省のプレスリリースに初めて「新型コロナウイルス」が登場したのは2020(令和2)年1月6日。国内での報道が一気に増えたのは、2020年1月28日に日本人の初感染が発表されてから。この頃からマスクなどがコンビニやドラッグストアから姿を消すようになった。
大きく話題になったのは、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(DP」号での集団感染の発生だった。2月16日には新型コロナウイルス感染症対策を医学的な見地から政府に助言する専門家会議の初会合が開かれている。安倍晋三首相は3月26日に全国的なスポーツ、文化イベントの中止、延期、または規模の縮小を要請。さらに翌27日には全国の小中高校などを3月2日から春休みまでの間、臨時休校するよう要請。順次、政府は東京オリンピック・パラリンピックの1年延期、緊急事態宣言と対策を次々と打ち出した。これらの対策で感染が収まったかに見え、政府は段階的に緊急事態宣言を解除し移動の自粛が緩和された。
しかし、7月には感染が再拡大、旅行支援策「GoToトラベルキャンペーン」が始まった1週間後の7月29日には1日の新規感染者が1,000人を超えた。政府は「3密」を避けることや「マスク、手洗い」の励行を強く呼びかけ、さらに飲食店の時短要請などが行われ8月後半には感染者数の低下が見られた。
しかし、10月後半になると冬の寒さとともに3波目の感染拡大が起こりはじめた。12月12日に3,000人を超え、過去最大の3,012人の新規感染者を記録。12月14日には「GoToトラベル」を全国一斉で一時休止することを政府が発表。1月7日には東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県に緊急事態宣言が再度発出された。その後も再発出の地域が増え、感染者数、重傷者数などの記録も次々と塗り変えられている。

新型コロナウイルス感染症の影響

帝国データバンクの1月7日の調査によると、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産は全国で872件確認されている 発生月別では、2月1件、3月15件、4月74件、5月69件、6月113件、7月107件、8月94件、9月108件、10月108件、11月91件、12月90件、令和3年1月2件となっている。 業種別では「飲食店」135件が最多。次いでホテル・旅館72件、建設・工事業69件、アパレル小売店53件、食品卸44件と続く。接骨院・整体も9件ある。 都道府県別では東京都の219件が最多で、以下大阪府80件、神奈川県45件、静岡県45件と続いている。

※その他の新型コロナを乗り越える方法(財務面、治療院経営・運営面)など詳細は、ひーりんぐマガジン70号新春号をご覧ください。

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