宣伝広告の媒体 ~口コミからチラシまで 【後編】

開業に際して広告宣伝というと古いタイプの先生の中には、「一切不要」と考えている先生もいます。それでいいのでしょうか。
当然ですが開業時は施術力と患者数は比例しないのが現実です。

● 看板広告
昨今は看板を出せない建物や地域もありますので、事前に十分な候補物件調査が必要です。
看板には入り口の上部壁面に取り付ける「正面看板」、建物に直角に取り付ける縦書きの「袖看板」、そして店頭の入り口付近に直接地面に置く「立看板」の3種があります。各種看板のサイズと「目立ち度」が比例するかというと、決してそうではありません。

正面看板は3種の看板のうち、最も大型の看板になりますが、正面に立ち、わざわざ見上げなければ見ることができないという難点があります。しかし中には、それを考慮して正面看板の位置を下げた院も見受けられました(写真2)。

袖看板については、ほぼどの店舗も比較的高い場所に設置しています。商店街の場合、他の店舗も袖看板を出していて袖看板同士が互いに重なり合って見えない場合もあります。

置き看板は人間の歩行時の視界である上下45度の中にあるばかりでなく、文字の視認限界の30mから置看板の直前に歩いて来るまでの間、見ることができるのですから、最も目立つ看板といえます。歩行者等の通行を考慮し、小さなものを設置しますが、小型ながらも色、デザインともに人目を引く事を考えることが肝要です(写真3)。

開業に際して、開業予定日の直前に近隣の商店街の商店主や老人会長始め役員の方々に無料の施術券を配布し来院された方に、短時間の施術と電療機などを無料体験してもらうことにより口コミの誘導となり、開業初日から多くの来患を得るという方法があります。

 

「商売は人・金・物」と言います。この「人」には従業員、お客様をも含めた人脈という意味があります。よく新規開業の直前、院長の友人や知人、親類縁者一同を招待した開業パーティーなどを催す先生がいますが、これは単にお祝いの行事としての自己満足にしかなりません。
開業パーティーは自院にとって本当に必要な人脈を確保、確立する大きなチャンスの一つである事を理解すると優先的に招待する人も、おのずと決まってきます。

口コミ宣伝広告戦術はまだたくさんありますが、地域、マーケット、カラー(その治療院の特色)等々の諸条件によって戦術を変えなければなりません。

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