患者増のヒミツは独自のコミュニケーション術【成功への道】

神奈川・湘南元気クラブ健療施術院院長 鈴木直人氏
本気で施術をしていることを訴えることによってキャンセルを減らすことに成功し、同時に来院数を上げています。
鈴木氏は、何か問題にぶつかった時、それをステップアップの材料にしてきました。マイナスをプラスに変える能力が、院の経営にも遺憾なく発揮されているようです。

● 自身の体験から得た技術を活かす
体操教室などを行うスペースも十分で、ゆとりが感じられる院内の広さは47坪。出張整体からの出発だったという湘南元気クラブ健療施術院院長の鈴木直人氏が、ここに院を構えてから2年近くが経ちました。
スタッフは9名(事務3人)、1カ月の来院者数は600人を超えています。

20代前半、鈴木氏は北海道でトライアスロンのトレーニングに励んでいました。北海道でのデビュー戦は6位。
ところが、ハードすぎる練習が災いし椎間板ヘルニアを発症。30分と立っていられないほどで、アスリートとしては致命傷でした。通院した病院では「治らない」と簡単に言われ、その町に1つしかないカイロプラクティック院に通いはじめました。

◇   ◇   ◇

「当時の整形外科では、患者に対する説明が十分でなく、治療法にも納得いくものがありませんでした。カイロの先生のほうが、病院よりいいと思いましたね。
自分はスポーツ生理学の知識もあったので、その先生に手伝いを頼まれるようになり、カイロの学校に通いはじめました。
ヘルニアからの復帰後は地元・神奈川県に戻り、アスリートのメッカといわれる米・コロラド州ボウルダーの合宿に参加したのですが、当時リクールトに所属していた五輪メダリストの有森裕子さんなど、世界のトップアスリートたちを見て、レベルの違いを痛感しました。」

“自分の進むべきは治療家への道だ″と決めた鈴木氏は、猛烈に勉強し、解剖学書などを読みふけりました。アメリカにまで講習を受けに出掛けるほどの熱の入れようだったのです。
「何をするにせよ “オタク″になることが必要なのだ」と鈴木氏は言います。
ただし、情報発信とコミュニケーションができること、という条件付きで…。

◇   ◇   ◇

机上の勉強だけではありません。
トライアスロンをやめた後も同じ感覚で生活を続け、飲食の問題で体調を壊した時は、その原因を追究するために栄養学などを学び、院の経営がうまくいかず、ストレスを溜め込み自律神経失調症になってしまった時も、自律神経についての文献を読みあさり、自分で治癒の道を開いていきました。
そこから学んだことはすべて、現行の施術に活かされています。

また、経営に悩んだ時に受けた経営セミナーをヒントに、ETC患者獲得研究会という組織を立ち上げました。
これは独自の教材を利用した通信講座で、これまで約800名の受講者を得ています。こちらも、自身の体験から得た技術を活かしたものです。

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