特集2 知識の見直し「健康保険」と「受領委任」

特集2 新型コロナ禍の手技療法家の行動②

新型コロナ感染症対策による緊急事態宣言は解除されたが治療業界への影響も大きく、患者が減少し時間的余裕ができている院が見受けられる。一方で勉強のためのセミナーなども「3密」を避けるためオンラインセミナー(WEBセミナー)が開催されているが治療技術の修得では不満が多い。

この特集では、患者は若干戻りつつある店舗もあるものの、時間がある今のうちに治療を取り巻く知識の再構築を勧める。
日常的に何気なく使う用語の意味を正確に把握していないケースは意外と多い。何種類かの本を読んで勉強しても煩雑で分かりにくいことが多く、誰かに聞くにしてもこんな質問して恥ずかしいのではと考え、「聞きづらい」などとそのまま疑問を抱えた先生も多数いる。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざは知っていても、自分の置かれている立場によっては、いまさら聞くことができないときもある。
この特集で身近な「健康保険」と「受領委任」について分かりやすく解説する。

※この特集は2013年8月30日発行のひーりんぐマガジン40号の特集を最新データに入替え、加筆,削除など修正を行った改定版である。

健康保険

国民皆保険制度
日本では生活保護の受給者などの一部を除く日本国内に住所を有する全国民、および日本に1年以上在留資格のある外国人全てが公的保険に加入している。この国民皆保険制度は1961(昭和36)年に実現した。
この制度は、相互扶助の精神のもとに病気やけがに備えて収入に応じた保険料を出し合い、加入者やその家族が医療を受けたときに、保険から医療機関に医療費を支払うことや手当金などを支給して、生活を安定させることを目的とした「社会保険」である。

医療保険の種類
医療保険制度は3つに分けられる。まず就労形態の違いによって、サラリーマンが加入する職域保険(被用者保険)と、無職者や自営業者、農業従事者、サラリーマンOBなどが加入する地域保険、ある一定の年齢になると加入する年齢保険がある。

※詳細は、ひーりんぐマガジン68号(夏号)をご覧ください。

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