商圏分析をはじめましょう!

無料・簡単・効果大 今すぐできる商圏分析
経営分析やマーケティングで使われる「商圏分析」。なんだか難しいイメージがありますが、コツを知ることで無料で簡単に誰でも取り組むことができます。
経営を安定させるためにも効果絶大な分析である「商圏分析」をこの機会にマスターしてみませんか?

商圏分析?

皆さんは書店の中で「経営術」というコーナーをご覧になったことがありますか?そこには起業の仕方から商売繁盛のノウハウを紹介するものまで、沢山の経営術に関する書籍が売られています。今度機会がありましたら、「小売、サービス業」の繁盛法に関する書籍を立ち読みしてみてください。その中に良く出てくるノウハウで「商圏分析」というものがあります。

商圏分析は比較的簡単に取り組むことができ、実に効果的なこともあって、昔から経営の現場では基本的な考え方として使われています。
商工会などが主催するセミナーなどでもよく紹介されるほど有名なものですが、基本通りに使うだけでは効果が低く、少し手を加えるだけで、強力に売上を伸ばす効果が出てくることまでは、意外に知られていないのです。今回は現場のノウハウが詰まった商圏分析の実施法をご紹介します!

とても簡単かつお金をかけずに行えるので、ぜひ記事に合わせて一緒に行ってみてください!

早速作ってみる

それでは早速商圏分析を始めましょう。最初に無料で地図を用意します。地図というのは高額です。特に地番まで載っている住宅地図などかなり高価です。「高いのが問題?」なんて笑い話のようですが、これから経営状況をよくしたい状態では、費用とはいえ出費は抑えることに越したことはありません。
それに高いからと目一杯汚せなかったり、買ったことで何かした気になってしまうケースは非常に多いのです。あくまでも地図を用意するのは下準備です。

この地図に関しては、ネット上の地図サイトから無料で持ってきましょう。最近の地図サイトはA4用紙に合わせて地図を印刷することができます。これをつなぎ合わせれば、立派に商圏分析をするための白地図が完成するのです。

無料地図サイト
MapFan Web
Mapion
Googleマップ
など

A4用紙に印刷した様子

繋ぎ合わせれば大きな地図も作れます

 

 

 

 

 

この手作り白地図のメリットは、自分の院を地図の中心に持ってこられることです。商圏は自分を中心に作るのですから、これは地味ですが重要なポイントなんですよ。

白地図を簡略化した見本地図。実際に印刷された地図をそのまま使用しても良いが、 ある程度パソコンが使える人なら、こうしてデジタルの状態に加工して作業する方が 後々の作業もはかどりやすい。

大枠で商圏を決定する

さて続いては商圏の決定です。一般的には「自分を中心に半径●キロメートルの円を描く。それがあなたの商圏です」なんて言われていますが、ここが今回のポイントで、現状の来患情報を利用して商圏を決定する方法をオススメします。

よく語られる商圏の図。 何もしないよりはマシでも、これだけでは実際の商圏をぼんやりと表しているに過ぎない。

患者さんの住所を記入する

先生方にはお手元に患者名簿などがあることだと思います。この患者さんの住所を白地図に入れていきましょう。
「細かい住所まではどこだかわからない」と思われるでしょう。そこで先ほどの地図サイトです。ここに患者さんの住所を打ち込み、地図の倍率を印刷した地図と同じにします。これでどこに点を打てばいいかわかりましたよね。
一つ注意点として、あくまでも商圏を分析するためだという事を理解して点を打ちましょう。患者さんの中には職場から来られる方もいらっしゃるはずです。その場合はわかる範囲で職場の住所を点として打ちます。この時に、職場から来られる患者さんの点の色を変える事で、後の分析時にとても使いやすくすることもできます。

さらに点を打つときに留意すべき事として、「あまりにも遠すぎる点は抜いておく」といった事があります。たまたま遠方から来ていて一度だけやってきた患者さんや、よく来てくれる患者さんだけど他の患者さんに比べて距離が離れている、という例外な患者さんは抜くという事です。だいたいの範囲で「この辺りから来る人が多い」という事を把握するためのものなので、全部の患者さんを網羅する必要はありません。
どこまでを入れてどこから抜くかは難しいところですが、これも地図上に点を打っていく事で、目に見える形でどこまでを打つかも見えてくることでしょう。

点を打ち終えた例。 実際にここまで綺麗に密集する事は希だが、自院を中心にして囲まれる事が大半。

同じようにひたすら点を打ち続けてください。点を打ち終えたら、自院を中心として外側の点同士を線で囲ってみましょう。
もうおわかりでしょうが、これで大枠としての自院の商圏が見えてきます。
手軽に始めたい方は、ひとまず「定期的に来院する患者さんの中で、院から東西南北それぞれもっとも遠い患者さん」を探し、点を入れます。

だいたいの外枠で囲ってみた。 実際の顧客名簿などから制作すると、さらにいびつに歪んだ形となる。

実際にこうして地図上で見てみると、それだけでも色々と気づかされることがあるのではないですか?
「この地域は患者さんが思ってたより密集してるな」
「この地域だけ全く患者さんがいないのは何故だろう?」
こういった事が見て取れるようならば、それだけでこの地図はある程度の成果を上げてくれているでしょう。

こうして出来た商圏は、冒頭で紹介した「自院を中心に○キロメートル以内で引いた円」とは異なって、いびつな形をしていると思います。このいびつな形が手作り商圏地図の長所でもあるのです。

それではこの地図をどのように加工していけばよいでしょうか?
次のページで詳しくご紹介します!

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