従業員のマナー向上で患者が増えた

最近来た患者さんがこんなことを言っていました。

「今まで通っていたところは静かだったわ。入っていくと受付の人が小声で挨拶するだけ、中の人は忙しいのは分かるけど、知らん顔なのよ。時には受付の人が居なかったり、挨拶もないし誰も出てこない。初めて来た人はどうしたらいいのかわからなくて受付の前で何分も待たされてたわよ。普通の商店だったら有り得ないことよね」と。

実際こういった治療院は少なくないのではないでしょうか。

◇   ◇   ◇

私は、従業員に私の過去の営業の経験を交え、接遇方法に関して十分な時間を取ってミーティングを行ってきました。
今は満点とはいえませんが満足できる状態に全員できるようになりました。全員に浸透させるには、とりあえず院長が率先して見本を見せることだと思います。
口で何回も教え、そして院長が理想のマナーをどんなに忙しくても、手が離せなくても、疲れていても毎日実践するのです。

最初のうちはつらいですが、従業員のマナーは劇的に変化します。
従業員のマナーが変化すると、患者さんに変化が現れ患者さんが新たな患者を連れてくるようになりました。

技術を磨くことは当たり前のことです。それ以外に何か差別化を図らなければ生き残りはできないと思います。その一つとして「接遇マナー」の向上について自分の経験をお伝えし、少しでも同業者の参考になればと思い投稿しました。

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