100人を1回ずつ来院させるより… 【勝ち組治療院のツボ】

①の嫌いはは仕方がないとして②と③は 接触回数を増やすこと、存在を記憶化させること、エンターテイメント化させること でほとんどクリアできます。まずはあなたという人物がどんな人間なのかを伝える努力からしてみてはどうでしょうか?

主宰する治療院経営研究会PCCではよく言うのですが、

「患者さんを治療しました。 1回目、2回目、3回目、その時点で患者さんは貴方のことをどのくらい知っていますか?」

複数回、治療をしても患者さんは治療家の家族構成や趣味、どんなことをやってきた人か 「なーんにもわからない」 のではないですか?そんな状態で人間関係、リピートが築けるわけがないのです。

質問者は往診中心ということですが、何にも知らない人を自分の家に何度もあげますか?人間関係が作れないと 「痛い → 来院」 の関係になります。
リピートが続く関係とは 「行きたい → 来院」 の関係なのです (だから 「治せば繁盛」 は片手落ちなのです)。

あなたの人柄は?

悪くないと思った方は、それを伝える努力をまずしてみましょう。
紙に書いて渡すか送ればいいだけです。

それだけで流出率は格段に減るはずです。口コミ、リピートのきっかけになります。広告を使って集客を考えるのは開業して3年まで。それ以降は既存患者さんに対して、ちょっとだけ正常な方向 (口コミ・リピート集客) への努力をすればいいのです。

高度経済成長時代は 「治せば繁盛」 で済んだのですが、これからはそんなこと当たり前、その上でどうするということを考えなくてはならない時代なのです。よく言う 「高付加価値型の治療院」 しか次の波には乗れないのです。
少しずつ自分の価値を患者さんに伝える努力をしてみてください。伝えなくてはあなたの治療院の良さがわからないからです。ぜひがんばって見てください!

100人を1回ずつ来院させるより、
1人の患者さんを100回来院させることの方が100倍簡単

治療院経営についてのご質問がございましたら 「NPO法人日本手技療法協会」 宛にお手紙、メール、ファックスなどでお便りをお寄せ下さい。


花谷 博幸 (はなたに・ひろゆき) 氏 :
PCC(プロフェッショナル・コーディネーターズ・クラブ)主宰
’89 年から3年間中国留学。’94 年早稲田医療専門学校針灸科卒業。
現在埼玉県富士見市にて現役診療中
ホームページ http://www.e-pcc.jp/
無料メルマガ・ブログ公開中

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