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単発記事
整形外科医から見た柔整師 (後編)
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残念ながら、整形外科からの柔整バッシングは年々多くなっているようです。
整形外科と柔整の軋轢はどこにあるのでしょう。
「整形外科医から見た柔道整復師」について、板室温泉病院理事長の大井淑雄氏にお聞きしました。

●接骨院を開業する医師の出現
  ―― 接骨院を開業する医師が増えたと噂を聞きます。また、整形外科がリハビリのため柔整師を配置しているとも聞きますが、どうでしよう。


 大井  好ましいことではないが、国家資格で認められており開業権はあります。開業のためのいろいろな難易度の要因について見解に相違はあります。
 つまり、接骨院は材料はいらないから効率が良いという者もいて、開業に出費が少なくて済むといいます。
 整形外科医は高い医用材料費がかかる割には点数が低い。けれども、人材の面で見ると病院が若い柔整師を教育しつつ仕事もしてもらうということは良いことだと思います。私の知人だった優秀なアメリカ帰りの専門医は、柔整師20人ほどを雇用して非常によい評判を得ていました。

  ―― 整形外科と柔整師の対立の根本はどこにあるとお考えでしょうか。

 大井  対立というのは、共通のテリトリーに関わりあっているからでしょう。手首を骨折しても柔整師が治していい時と、手術しなければいけない時があります。整形外科医がレントゲンで診断して、これは柔整師でもできるから紹介してあげようという度量があればよいのですが…。

 法律で、資格を認められた以上、安易に考えてもらっては困ります。常に勉強をして、学会などで発表してもらいたい。
 最後につけ加えるならば、将来柔道整復師が専門の領域を確立して行くことが不可能かと言うと、そのようなことはありません。その時代、時代に適合して少しずついろいろな工夫や修正、話し合いや妥協や発見・新天地開拓など大いに目指すべきでしょう。そのようにして生き延びたものがいわゆる伝統となるのです。

 600年以上にわたり、めんめんとして人々に受け入れられてきた?能″の世界などがその良い例です。でなければ人々に忘れられてしまうからです。だから取り扱う領域(捻挫、脱臼のみの領域)やエックス線の問題、治療具の問題など勉強すべき種はいろいろあると思います。


 ※ 大井淑雄(おおいよしお)氏

医学博士・日本整形外科学会名誉会員
東京大学医学部卒(昭和35年)
東京大学医学部大学院修了(昭和40年)
ニューヨーク大学リハビリテーション医学研究所(昭和41年)
東京女子医大整形外科講師(昭和45年)
自治医科大学整形外科助教授(昭和47年)
自治医科大学整形外科教授(昭和53年)
日本医科大学医学部客員教授、北京医科大学・中国医科大学客員教授(平成8年)
財団法人リハビリテーション医学振興おおるり会理事長(平成10年)
医療法人公済会板室温泉病院理事長(平成9年〜)

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