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単発記事
整形外科医から見た柔整師 (後編)
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残念ながら、整形外科からの柔整バッシングは年々多くなっているようです。
整形外科と柔整の軋轢はどこにあるのでしょう。
「整形外科医から見た柔道整復師」について、板室温泉病院理事長の大井淑雄氏にお聞きしました。

● 診断治療に関する医学的知識の差
  ―― 柔整師の施術による傷害と題して日本臨床整形外科医会(JCOA)が全会員を対象に行ったアンケート調査によると、施術による症状の悪化などが多く報告されています。医療過誤などは整形外科でも発生し得るのではないでしょうか。

 大井  同じ人間なので整形外科医がやっても過誤が起ることはあります。だが、確率がきわめて低い。なぜかというと、ひとつには修業年限の圧倒的な違いがあります。
 医師は医科大学で6年間学び卒後、研修期間も必修です。柔整は3年間のみであり、だから単純に比較してはいけません。
 さらに整形外科の専門医の試験がある以上、診断治療に関する医学的知識、実地に大きな差があることは誰も知っています。


 鍼・マッサージをやって悪くなった例がありますが、一方では、やらずもがなの手術をしたために不幸な転帰という例もゼロではない。各職種が最善の努力をしなければいけません。そしてある程度は自分の治療法はどれが良いかを、患者自身が選びます。

 栃木県では医師会が柔整への研修会をやっています。学びたい者がいるのに教えてあげないなどという心の狭いことは良くないです。
 領域、ルールを守って、柔整と整形外科とのコミュニケーションもはかれます。柔整のある局面だけをみるのではなく、お互い認め合ってやっていくものでしょう。

 本来柔道整復師という資格は、医療行為を行うには、十分な資格ではないので、患者さんの安全性を考えて、行える疾患を誤っても害のない範囲に、法的に制限しているわけです。
 しかし、柔整師は国家試験によって与えられる資格であり、医師側もその資格を軽視することは良くありません。
 柔整師は以上述べたように十分な診断に基づいた治療が難しいので、治療を誤る危険性もはらんでいます。施術は、やむを得ない急性期以外は、医師の許可・指導のもとに行う事が求められます。これを超えてしまったときに大きな問題が起きるのです。

  ―― 一方で接骨院の受診者のうち、一旦整形外科を受診してから接骨院を訪れた患者さんの割合がけっこう多かったなどという調査資料もありますが、いかがでしょう。

 大井  整形外科医のところでの対応が悪かったという見方もあります。整形外科医が手術に時間がかかるから、診察にかける時間が減っていることも一因と言われています。これは良くない。
 ただ簡単に話だけ聞いて初診料を取って、それで終わりとか、毎日単純な治療に通わせるなどはもってのほかです。しかも柔整師が親身になって話を聞いてくれたり、いわゆる手当てをすればそちらに患者さんの眼が向くことは必然でしょう。

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