今注目される足の学問「ポドロジー」【テーピング・インソールによるサポート】

最近注目を集め始めたドイツ発祥の「ポドロジー」をご存じですか?「足の学問」の意味を持つポドロジーを知ることは、治療家にとって決してマイナスになるものではありません。

常に新しい技術を導入する行動力が勝ち組治療院の鍵!

ここ数年、専門学校新設などにより有資格者が増加すると同じく、治療院の数も年々増加を続け開業ラッシュの時代となった中、近隣の治療院との差別化を図り「選ばれる治療院」となって生き残るための努力は必要不可欠となりました。
「うちは固定客も居るし、売上も安定しているから今のままでも充分やっていけるよ!」と胡坐をかいていては、「気がつけば、よその治療院に患者をもっていかれた!」なんて話も人事ではありません。広告には「私ども治療院は常に新しい技術の導入と勉強を怠ることなく患者様の満足いただける治療を目指しております」とよく謳われていますが、実際に行動している治療院はどの位あるのでしょうか?
本当に実行している治療院こそが、成功への階段を着実に進んでいる「勝ち組治療院」ではないのでしょうか?
日本手技療法協会では、会員の皆様が「勝ち組治療院」として選ばれる治療院となっていただくための場を、積極的に提供していきたいと考えております。
今回はその一つとして、多くの方が悩みを抱えている「足のトラブル」に着目し、最近注目されている、ドイツでは国家資格となっている足の学問「ポドロジー」を紹介させていただきます。セミナーも開催致しますので、これを機会にぜひご参加いただき「成功への鍵」
をつかむべく行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

注目を集め始めた「ポドロジー」

ここ最近、「ポドロジー」という療法が注目を集め始めています。足のケアを専門とした療法で、足に問題を抱えやすい女性層から支持を得ています。特に外反母趾や内反小趾といった症状は、男性でも悩みを抱える方が増加しています。
ポドロジーは足のトラブルをテーピングなどでサポートする療法的な側面と、美容・リラクゼーションという側面があり、現在の施術にプラスするかたちや、自由診療のメニューとして導入する治療院も増加しています。
今回は上記のように注目を集めるポドロジーについて、ドイツノイエンブルグポドロジースクール日本提携校「アカデミーオブトータルセラピー」の中村学院長が解説を行います。

ポドロジーとは

皆様は日頃お身体の治療に携わっている中で、患者様をもっと楽にして差し上げたいとお感じになられていませんか?足に歪みがあると、外反母趾などの足のトラブルだけでなく足根骨、膝関節、股関節、脊椎や骨盤など身体にも負担がかかり、せっかく身体の治療を施しても日常の生活でのリバウンドが否めません。ポドロジーは、テーピングやインソールにより足型をサポートし、この歪みを改善することによって、足はもちろん全身の健康の維持をいたします。

ポドロジーはドイツ語で「足の学問」の意で、本場ドイツでは国家資格なので医療行為として行われていますが、日本においては民間資格のため、美容や健康の範疇でのケアとして行われています。

重要な足の機能

足には本来「アーチ」と言われる土踏まずが3本存在し、それによって立体構造が維持されていますが、合わない靴や歩き癖、怪我や病気、ホルモンバランスなどによる筋肉の低下により、そのアーチが崩れてきます。アーチが崩れてくると、様々なトラブルが生じるようになります。

3本のアーチは、(1)ポンプの機能と(2)クッションの機能を担っています。

(1)ポンプ機能
心臓から送り出された血液は、身体の末端である足まで下りてくると、まず足の裏の筋肉運動により上に押し上げられます。それから、ふくらはぎの筋肉で更に上へと血液を押し上げていきます。足が「第2の心臓」と言われる所以です。
アーチが崩れた足は、このポンプの機能が低下する為、血液が足元に溜まったままになり、むくみ、静脈溜、全身の血行不良の原因になります。
(2)クッション機能
足の裏には、身体にかかる地面からの衝撃を和らげる為に、アーチ(ドーム型)が存在します。足は、そのアーチによって歩行、走行、ジャンプ、運動などの衝撃から身体を守る役目をします。扁平足の方はアーチが全体的に少ないので、それらの身体への負担が非常に大きいのですが、偏平足でなくてもアーチのバランスが崩れてくると、衝撃を吸収しづらくなり身体への負担がかかります。また、身体を支える土台の足にゆがみがあると、正しい姿勢や歩行が出来なくなり、身体のゆがみに繋がっていきます。

テーピングとインソールによる根本療法

ポドロジーは、魚の目や巻き爪、外反母趾などの足のトラブル、身体の歪みによって起こっている様々な症状の根本原因である足の歪みを改善し、アーチを作ることによって本来の足の機能を取り戻し、身体が健康になるという根本療法です。その方法にはテーピングやインソールがあります。

ポドロジーのテーピングは、歪みにより開いた関節部を支点に施します。全身の血流がよくなり、膝の向きや位置が正され、姿勢が変わることにより、身体に現われている様々な症状が改善します。また、クッション性を取り戻し、歪みの無い足は、正しい歩行をできるようになります。正しい歩行により、人は元気を取り戻します。

インソールは、テーピングで補正された足型に合わせて、ビニールシリコンを入れるケアです。日常で履く靴の中敷の下にアーチサポートが入るので、靴からの負担が軽減され、さらに正しく快適に歩行することができるようになります。正しい歩行を続けることによって、足はまた正しい筋肉をつけ、歪みは改善されていくのです。

治療家の皆様の健康維持の為にも、現在の治療の効果をさらに上げる新しい手段としてもぜひポドロジーを知って頂きたいと思い、今回はテーピングのセミナーを開催いたします。ぜひ、新しい喜びをご体感されてください。

既に多くの院で導入

既にポドロジーを治療に取り入れ、成果をあげていらっしゃる方のお声を集めてみました。

足とからだの東洋医学 あかり堂治療院
院長 石塚 めぐみ様
■事業内容
活動的な女性の健康と内面美容のサポートをする、東洋医学の総合治療院
ポドロジー導入のメリット
日常の臨床で、全身症状が改善してきますと、次に、治療効果を如何に持続させるか?が課題になります。その解決法の一つとして、私は足のトラブルと全身症状の関係性を見い出し、同時にケアすることをポドロジーから学びました。
実際に、足部の第1処置としては、タコや魚の目などのトラブルケアが多いですが、足と身体の双方の症状を再発防止するためには、根本原因である足型のゆがみを正す必要があります。方法は様々ありますが、中でも足裏の大事な役割「3本アーチの支え」を取り戻すためのテーピングは、臨床上大変効果が高く、持続の短い疾患のサポートにも役立ちます。乱立している業界での、治療家の技術向上と差別化のためにも、テーピングは顧客満足を上げることが出来るツールと言えます。
常に新しい手技を取り入れると同時に、治療院の顔でもある院内の雰囲気作りにも力を入れ患者獲得に努力している治療院と何もしない治療院。皆さんだったらどちらの治療院に通いたいとおもいますか?そこに患者獲得の鍵があるのではないでしょうか。

新しい事に消極的では冴えない治療院に

手技も内装も、常に患者様のニーズを捉え、 提案していくことが勝ち組へのカギ 写真のあかり堂治療院は、淡い落着きのある色でまとめられ、整理整頓された清潔感ある院内は女性にも人気

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